特にRPGなどにおいて顕著なことだが、「物語」というものがどのような形で展開していくのか、ということがゲームの課す「目的」と不可分になり、そこで物語が多様に展開をゆるされず「目的」から束縛をされ、目的に沿った形の物語しか展開されてゆかないという問題がある。 例えば、「最強の敵」を倒すことが目的として課されている、冒険物語などは、どんなにゲームシナリオのライターが頭をひねったところで、大枠では「目的に向かって成長していく主人公」という形式のお話にならざるをえない。構造的にそうなっちゃってるのだから。
最終更新: 2007-02-17 (土) 20:46:07