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2004年06月10日(はてなダイアリーバックアップ用ミラー)
■amazonレビュアーの投票システムはアテにならない。
自分がアマゾンのレビューシステムに少し加わってみたことでいくつかわかったことがある
(1)アマゾンのベスト××レビュアーというシステムには、大した意味がない
- レビューに対する、「参考になった」票-「参考にならなかった」票の合計数が問題なだけなので、レビューの質でランキングされているという側面はかなり薄い。ベスト1000レビュアーとかベスト500レビュアーになりたければ、単に数多くの人の目にレビューが触れるようにして、誰にも反感を買うことのないようなレビューを書かないようにしていればいい。そうすれば、わざわざ、「参考にならなかった」という票を入れてくる人もいなくなり、「参考になった」人の合計数だけが貯まってくるのだから。(あるいは、反感を買うようなレビューについては匿名 or 別名でやるとか。反感を買ったレビューについては、あとになって削除していくとかしてもいいかも。)
(2)「このレビューが参考になった」はい/いいえ をつける人は参考になったから、「はい」をつける、というよりも同意見だったから「はい」をつける人が多い(っぽい)
- これは一概には言えないけれども、「お、そうそう、そうだよ、キミ、わかってるねー!」っていうノリで得票をできることがかなり多いようだ。別に、良し悪しに関するきちんとした理由を述べているわけでもなければ、参考になるような予備知識を書いているわけでもないようなレビューであっても、「参考になった」票を得ることがかなり多い。
- 『塊魂』のレビューなんて「イイ!!」みたいなことしか書いてないのに、だいぶたくさんの人に、「参考になった」らしいし、『ハリー・ポッター』は、「私は楽しめなかった+現代的な話だな、と思った」と書いただけなのに、たくさんの方の反感を買ってしまったようで、「参考にならなかった」票をたくさんいただきました。