2月 28日 木曜日

カイヨワ
カイヨワ『遊びと人間』を読了。
面白いのだけどね。突っ込むところ多いです。
2月 26日 火曜日


ゲームと身体
 唐突に、「身体」をキーワードにしてゲーム全体をほじくり返すことができるんじゃないか、という思いがわく。

いろいろと考えたことはあるのが、まぁ細かいことは対話形式の中にバーッと書いてしまうことにして、例えばどういう話かというと、「現実世界」の模倣、あるいは対立物として「ゲーム内部の世界」を描こう、というシェンムーみたいな発想があるけれども、そういった形で「もう一つの現実」を力技で作るよりも、実際には、我々の「現実」の感覚を構成しているのは我々の身体(の器官)なのであって、「現実」がそこに実際に作られているのかどうか、ということを問題にするよりも、我々の身体が「現実だ」と感じるようなものを作りあげる方がずっと実際的だし、あたりまえな話だよな、というようなこと。

 まぁ、これはそんなに新しい話でもないかもしれないけど、これに「ハンスベルメールっていいよねぇ」とか「暗黒舞踏っていいよね」みたいな話をからめつつ。「スペチャン5最高だよね」「ICOすんごいよね」みたいな話もしつつ。
2月 21日 木曜日


蓮古田二郎『しあわせ団地』
 イタイ作品。
 いや、質が低いという意味ではなくて、非常に読み応えはあったのだけれども読んでいてイタイ。痛々しい。
 この手の夫婦について、外側から「常識的」に何かを言うとすれば夫を甘やかす構造を変えない限り一生このまま駄目人間ですよ」というような言い方とかがあるかもしれない。
 しかし「夫を甘やかす構造を変えない限り一生このまま駄目人間ですよ」という無機的な眼差し以外の眼差しを向けたいと思える。それは決して単にこの構造を肯定しようとかそういうものではないが、そういう形の極めて単純な応えを返す、解体する対象としての駄目人間の家庭というだけではなく、極めて不可解な我々の日常の外部としてうかびあがってくる存在として(不可解だからこそ、困るんだけど)。

 にしても、この主人公は古谷実の描くダメ人間よりもひとしおツライ。古谷実の『僕といっしょ』とか『グリーンヒル』のダメ人間はそのダメさの許容というのがけっこう積極的にできる存在だと言う気がするのだけれども、この作品の主人公のダメさは許容ができるかどうか、なんだかギリギリのラインだな。
2月 16日 土曜日


『大航海時代II』
 いまさらだけれども、KOEIのSFC版大航海時代IIをプレイ。

 面白いし、いいゲームだなぁ、と思うけれど、前に同じKOEIの『エアーマネジメント96』をやった時と同様、なんかもうあと一歩のツメの甘さを感じる。グラフィックだとか何だとかっていうよりも、難易度調整の問題がけっこうイタイような気がする。
 ≪ゲームのコツをつかんだらきっちり上達ができる≫という作りはゲームの作り方をきっちり抑え、手堅くやってるなと感じるが、しかしこのバランスは一挙に上達をさせすぎなのではないだろうか。もうちょっと段階的にというか、奥の深さというか、そういうものがあってもよかったのでは。
12月 21日 金曜日


GPM
だいぶ乗り遅た感は強いが
ようやくガンパレードマーチをやりはじめる。

いや、コレ面白いねぇ。確かに。すごい。