*
W数からの電気使用量の計算方法
電球などに書いてある「40W」「60W」といった単位ですが、これは基本的には、一時間あたりの消費電力量(Wh)のことになります。1000Wh(ワットアワー)で1kWh(キロワットアワー)になります。
たとえば、40Wの電球1個を、30時間ほど点灯し続けた場合、
40Wh×30時間=1200Wh
なので、30時間で、1.2kWhの電力を消費したことになります。
これがわかれば、おおよその電力使用量を自分で見積もることができます。
たとえば、TV(60W)と、照明1つ(40W)とノートPC(20W)と暖房(500W)と冷蔵庫(50W)、使っている場合の消費電力は
60+40+20+500+50 = 670W
となります。0.67kWhですから、この状態のまま24時間過ごした場合は、一人ぐらしの場合は「ゴミめ…」と言われること必定ですね♪
なお、「kWh」の「h」というのは、一時間あたりに消費した電力消費量のことだそうです。
*
通常プレイの参考となるページ
- 九州電力「よくわかる電気の省エネ」
- 節電ネット「エコさんの環境にやさしい省エネ生活」
- 省エネ大辞典
*
その他のオススメプレイ
ゼロベース再設計プレイ:ゼロベースで電気使用を設計しなおす †
まずは一回、冷蔵庫以外のコンセントを全部抜いて、トイレのウォシュレットの電源も消して、ガス等の電気も消しましょう。それで電気メーターの値をチェックしたら、家族全員で1,2時間ぐらい散歩してみられることをおすすめします。そうすると、ほんとのほんとの最小構成電力が見えてきます。たぶん、一時間あたりで0.1Kwhもあるかどうか、といったぐらいだと思います。(一人ぐらしの家であれば、0.03Kwh程度)
まず、それを確認したところで、一つ一つコンセントを入れていきましょう。どの家電が本当に必要か、ゼロベースで構築していくことができるようになります。
全設備計算プレイ:それぞれの家電の消費電力量のチェック
それぞれの機器のカタログなどのチェックをすると、より有利に戦えます。あるいはワットチェッカー、エコワットなどの測定器を使用できるプレイヤーはより有利になるでしょう。
使用している時間量が鍵に。
特にこのゲームでは家庭におけるそれぞれの機器の使用時間の「長さ」は重要になります。電子レンジなどは瞬間的には500W程度の電力を使うため、よく電子レンジを使った瞬間にブレーカーが落ちるようなことがありますが、1分程度電子レンジを使うだけであれば、1時間かけて10W程度の電力を使うのとあまり変わりません。
問題は、長時間つけっぱなしにしているものです。エアコン、電気、照明、テレビ、PCなどの使用時間の長いものから優先的に使用方法を見直していくと、一日あたり使用量が一挙に変わります。
*
その他
ゲームは誰かと一緒にプレイできるほうが盛り上がります。一緒に楽しんでくれる人を探しましょう。
しかし、ゲームは他人から強制されると、途端に楽しくなくなります。他人に強制するのではなく、面白い、と思えたときに一緒に遊んでみないか、と人を誘えるのがいいですね。