-注釈・備考- 1/8

[スクウェア・エニックス]
[旧スクウェア]<ゲーム関連・会社名/赤色>
SQUARE ENIX(すくうぇあ・えにっくす)
株式会社スクウェア・エニックスは、>FFで知られる株式会社スクウェア、DQで知られる株式会社エニックス−この業界大手だったゲームソフトメーカー同士が2003年4月1日に合併したことで誕生した。
 「ファイナルファンタジー」、「ドラゴンクエスト」と2大看板作品を引っさげる。
・合併比率は、エニックスの1に対し、スクウェアの0.85。スクウェアは事実上解散し、エニックスが存続会社となった。
・知る人ぞ知る
業界大手だったゲームソフトメーカー・スクウェア。
 実力主義のメーカーとしても知られていた。
 看板作品に「ファイナルファンタジー」シリーズを引っさげていた。
・1983年9月に、株式会社電友社のソフトウェア制作部門として設立された。
 翌年9月、スクウェアとしては初めてのソフトを、パソコン用ゲームソフトとして発売した。
 そして1985年6月に、任天堂とライセンス契約を結び、同年12月「テグザー」を発売。
 1986年9月、電友社から独立。
 それが、株式会社スクウェアの誕生である。
・旧スクウェアの代表作に、「ファイナルファンタジー」シリーズ、「サガ」シリーズ、「聖剣」シリーズ、「ゼノギアス」、
 「クロノ・トリガー」、「クロノ・クロス」など。ヒット作は数知れず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ファイナルファンタジー]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
FINAL FANTASY(ふぁいなるふぁんたじー)
・今や出せば大ヒット確実となった怪物ソフト。
 前作のシステムや世界観は引きずらず、常に新たな試みに挑む

 これまで発売されたシリーズの出荷本数は全世界で3800万本(過去10作)にも及ぶ。
・昔は「ファイファン」とも略していたが、今は「FF(えふえふ)」で落ち着いている。
・またファイナルファンタジーでは、
 高額成功報酬として開発メンバーに総額数億円の報酬を与えていたという話もあるという。
 1997年3月27日の日経新聞によると、6億7千万円の成功報酬を開発メンバー約120人で分配したとのこと。
 チームリーダークラスになると一人で5000万円にもなるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FFシリーズ]<ゲーム関連・用語/赤色>
正式名称:ファイナルファンタジーシリーズ(ふぁいなるふぁんたじーしりーず)
・現在発売されているor発売が予定されているFFをひとまとめに一般に「FFシリーズ」と呼ぶ。
 例外によっては、「FFT」、「FFUSA」、「FF外伝聖剣伝説」を含む場合もある。
・「FF」とは「FINAL FANTASY」の略語である。誓って言うが、カプコンの某アクションゲームのことではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[サガシリーズ]<ゲーム関連・用語/赤色>
正式名称:サガシリーズ(さがしりーず)
・現在発売されているGBソフト「魔界塔士サ・ガ」、「サ・ガ2秘宝伝説」、
 「時空の覇者 サ・ガ3[完結編]」、SFCソフト「ロマンシングサ・ガ」、「ロマンシング サ・ガ2」、
 「ロマンシング サ・ガ3」、PSソフト「サガフロンティア」、
 「サガフロンティア2」、「アンリミテッド:サガ」をひとまとめに一般に「サガシリーズ」と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[聖剣シリーズ]<ゲーム関連・用語/赤色>
正式名称:聖剣伝説シリーズ(せいけんでんせつしりーず)
・現在発売されている聖剣シリーズ、GBソフト「FF外伝聖剣伝説」、SFCソフト「聖剣伝説2」、「聖剣伝説3」、
 PSソフト「聖剣伝説レジェンドオブマナ」をひとまとめに一般に「聖剣シリーズ」と呼ぶ。
 「聖剣伝説シリーズ」とも呼ぶが、「聖剣シリーズ」の方が短いし簡単なので言いやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF1]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY(ふぁいなるふぁんたじー)
機種:FC(ファミリーコンピュータ)
・1987年12月18日に発売されたFFシリーズの第一作目。
 絵にこだわりを見せ、クリスタルをめぐるシナリオもドラマチックに。
 さらに、サイドビュー戦闘の斬新さが特徴だった。
 当時無名だったスクウェアだが、54万本のヒットに。
・その頃、エニックスの「ドラゴンクエスト」が一大ブームになっていて、それに影響されて作ったという逸話がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF2]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY II(ふぁいなるふぁんたじーつー)
機種:FC(ファミリーコンピュータ)
・1988年12月17日に発売されたFFシリーズの第二作目。
 戦闘画面のキャラとモンスターの分割ラインを消す。
 システムにもより斬新さを取り入れた。RPGの肝であったレベルの概念をあっさり外して、
 戦闘行動によってリアルタイムにキャラを成長させるシステムが話題を呼んだ。
 この作品は75万本を売り上げる。
・リメイク版はWSC(ワンダースワンカラー)で2001年5月3日に発売された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF3]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY III(ふぁいなるふぁんたじーすりー)
機種:FC(ファミリーコンピュータ)
・1990年4月24日に発売されたFFシリーズの第三作目。
 総勢22種類のジョブチェンジシステムを採用。
 システムをより斬新に、ストーリーをよりドラマチックに、
 すべてをアップさせたこの作品はFFシリーズ初のミリオン・140万本を売り上げた。
・FCソフト最後のFF。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF4]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY IV(ふぁいなるふぁんたじーふぉー)
機種:SFC(スーパーファミコン)
・1991年7月19日に発売されたFFシリーズの第四作目。
 機種をFCからSFCの変え、よりグラフィックが美しくリアルに。
 ATB(アクティブタイムバトル)を取り入れたバトルやドラマチックに演出されたシナリオ。
 この作品は145万本の売上を記録した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF5]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY V(ふぁいなるふぁんたじーふぁいぶ)
機種:SFC(スーパーファミコン)
・1992年12月6日に発売されたFFシリーズの第五作目。
 「FF3」のジョブチェンジシステムに、アビリティシステムを加え、より完成度の高いシステムを実現。
 第3世界まである壮大なストーリー。売上はさらにぐんとのびて、245万本の大ヒットに。
・この頃から、「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」と、2大RPGの勢力が確立しつつあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF6]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY VI(ふぁいなるふぁんたじーしっくす)
機種:SFC(スーパーファミコン)
・1994年4月2日に発売されたFFシリーズの第六作目。
 SFC限界にまで迫る美麗なグラフィック。全く新しい手法で魔法を覚える魔石システム。
 ストーリーはより映画的に。そしてこの作品は、255万本の大ヒットを記録。
・このシリーズからFFのストーリーの肝であったクリスタルは廃止され、
 従来の正統派ファンタジーとは異なり、世界観に機械的な要素が目立ち始めてきた。
・SFCソフト最後のFF。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF7]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY VII(ふぁいなるふぁんたじーせぶん)
機種:PS(プレイステーション)
・1997年1月31日に発売されたFFシリーズの第七作目。
 機種がPSに変わり、グラフィックの質が大幅にグレードアップ。
 このシリーズから戦闘参加可能人数は3人に減り、戦略性の軽減が懸念されたが、
 それをマテリアシステムで見事に補える形になったといえる。
 キャラは全てフルポリゴンで描かれ、CGムービーを入れてより映画的な演出を試みる。
 325万本の大ヒットとなった。
・このソフトが、時代はPSへと塗り替えてしまったといっても過言ではない。
 良い意味悪い意味でも、ユーザーの印象に強く叩きつけられた作品となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF8]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY VIII(ふぁいなるふぁんたじーえいと)
機種:PS(プレイステーション)
・1999年2月11日に発売されたFFシリーズの第八作目。
 グラフィックはより美しく、CGムービーを全面に出した演出に挑戦。
 ジャクション・ドローシステムを実験的に採用するなど、色んな意味で新たな試みを見せたRPG。
 「愛」をテーマにしたシナリオに賛否両論、話題を呼んだが、シリーズ最高の360万本の大ヒットを記録。
・この辺りから、FFの制作体勢を2分することになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF9]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY IX(ふぁいなるふぁんたじーないん)
機種:PS(プレイステーション)
・2000年7月7日に発売されたFFシリーズの第九作目。
 世界観など、FFの原点への回帰に挑戦。戦闘参加可人数4人制を実現。
 キャラを個性的に育成させるシステム。より細部にわたって丁寧に作り込まれているのは圧巻。
 が、売上はシリーズ初前作より落ち込む結果の290万本。
・PSソフト最後のFF。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF10]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY X(ふぁいなるふぁんたじーてん)
機種:PS2(プレイステーション2)
・2001年7月19日に発売されたFFシリーズの第十作目。
 FFシリーズ初のボイスを導入。見事にドラマチックなストーリーを演出。
 破壊を撒き散らす『シン』へと立ち向かい、運命を変えようと戦う冒険の旅を描く。
 ATB(アクティブタイムバトル)やワールドマップ、武器・防具の強さなどの概念を廃止したことの挑戦は、
 どちらかといえばFF8のそれに近い。売上は245万本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF10インターナショナル]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY X INTERNATIONAL(ふぁいなるふぁんたじーてん・いんたーなしょなる)
機種:PS2(プレイステーション2)
・2001年1月31日に発売された海外版「FF10」。
 スフィア版や召喚獣バトルなど、様々な変更要素を追加。さらに特典DVD-VIDEOも付いてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF11]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY XI ONLINE(ふぁいなるふぁんたじーいれぶん・おんらいん)
機種:PS2(プレイステーション2)
・2002年5月16日に発売されたFFシリーズ第十一作目。シリーズ初となるPOL完全ネット対応。
 MMORPG(大規模多人数参加型RPG)。FFの世界観を取り入れた完全ネットワークゲーム。
 ジョブチェンジシステムも復活。テーマは「絆」。
・後に拡張データディスクとして2003年4月17日に「シラートの幻影」を発売。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FF12]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
仮名称:FINAL FANTASY XII(ふぁいなるふぁんたじーとぅえるぶ)
機種:PS2(プレイステーション2)
・2004年度冬から2005年春にかけて発売が予定されているFFシリーズの第12作目。
 RPG。舞台はイヴァリース。アルケイディア帝国とロザリア帝国との戦争を背景とする。
・オウガシリーズを生み出した松野泰己氏が中心に製作。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FFT]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:FINAL FANTASY TACTICS(ふぁいなるふぁんたじーたくてぃくす)
機種:PS(プレイステーション)
・1997年6月20日に発売された「もうひとつのファイナルファンタジー」。
 FFの世界観を強く取り入れたシミュレーションRPG。システムは、「FF5」のアビリティシステムを採用。
 民族紛争・戦争や、聖石をめぐる戦い。ひとつの歴史を刻んでいく。
 売上は127万本のヒットを記録する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[映画FF]<ゲーム関連・映画/赤色>
正式名称:FINAL FANTASY THE SPIRITS WITHIN(ふぁいなるふぁんたじー・ざ・すぴりっつうぃっち)
・北米2001年7月13日、日本2001年9月15日に公開された全編フルCG映画。
 4年の歳月・制作費170億円をかけて作り上げた映画版ファイナルファンタジー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[バハムートラグーン]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
機種:SFC(スーパーファミコン)
Bahamut Lagoon(ばはむーとらぐーん)
・1996年2月9日に発売されたシミュレーションRPG。
 SFCながら非常に美しいグラフィック。ドラゴンを育てるというシステムが斬新かつ特徴的。
 「ラグーン」という無限の空に浮かぶ数々の孤島を世界に、神竜と人との切ないシナリオが展開される。
 53万本の売上を記録。
・なおこの作品は、ほぼ新入社員の集まりでつくられていたというから驚きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ゼノギアス]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
機種:PS(プレイステーション)
Xenogers(ぜのぎあす)
・1998年2月11日に発売されたRPG。
 ロボットを組み込んだRPG。人間の通常戦闘の他に、ギア(ロボット)バトルも存在。
 複雑に絡み合った重厚なストーリーは、当時大きな話題を呼んだ。
 しかし高橋哲哉氏が当初の目標として掲げていた売上100万本に惜しくも足らず90万本。
・この作品のロボット案のもともとの発展ネタは「FF6」からの魔導アーマーだという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ロマサガ3]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:Romancing Sa.Ga 3(ろまんしんぐさがすりー)
機種:SFC(スーパーファミコン)
・1995年11月11日に発売されたサガシリーズ第六作目。
 「プレイヤーが違えば、違った面白さがあるゲーム」のひとつの結論を導き出したRPG。
 冒頭8人のキャラクターから一人主人公を選び、それによってシナリオは変わっていく。
 打倒四魔貴族という最低限の条件以外はすべてプレイヤーの自由に委ねられる。
 シリーズ最高の130万本の売上を記録する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[サガフロ1]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:SaGa Frontear(さがふろんてぃあ)
機種:PS(プレイステーション)
・1997年7月11日に発売されたサガシリーズ第七作目。
 機種をSFCからPSに移し、フルポリゴンでのフリーシナリオを実現。
 前作同様、色々な境遇のある7人のキャラクターのなかから一人主人公を選び、
 それぞれまったく違うシナリオが楽しめる。
 リージョン(領域)を渡りながら、色々な仲間との出会いを描く。
 売上は、110万本のヒットに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[サガフロ2]<スクウェア・エニックスソフト/黄色>
正式名称:SaGa Frontear2(さがふろんてぃあつー)
機種:PS(プレイステーション)
・1999年4月11日に発売されたサガシリーズ第八作目。
 「ロマサガ2」同様な世代交代で物語を進んでいく歴史ものRPG。
 PSだが、前作のような3Dポリゴンではなく、水彩画タッチのような美しい2Dグラフィックを実現。
 従来のサガシリーズで追求されていたフリーシナリオを廃止。ほぼ一本道にストーリーは展開されていく。
 売上75万本を記録。