記述可能性 のバックアップソース(No.1)
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- 1 (2007-02-18 (日) 11:09:47)
- 2 (2007-02-18 (日) 11:30:40)
*記述可能性の可能性とその罠 [#pe698608] あたりまえのことを言うようだが議論が成立するためには、議論をしている対象物についての理解が必要である。そのためには、対象を言語化できるかどうか、ということが議論を発展的に行っていくことができるかどうかの分水嶺となる。 映画や漫画といったメディア領域では対象となる事物が文学などよりも引用の難しい形態であることが常に問題になってきた。記述が困難な表現メディアでは、記述の可能な領域――すなわち、物語の筋など――だけの議論は誰にでも行えるが、そうでない部分――アングルや、コマ割り、描線の太さ――などは議論が難しい。そのため''記述可能なものは、それが記述可能であるということによって活発な議論が行われやすくなる''が、記述不可能なものは、それが記述不可能である、という理由によって一部の専門的職能を持った者たちの間でのみの問題となっていく傾向を持つ。 *ゲームプレイにおける「記述不可能なもの」の価値 [#d4f8afe6] →[[Unwritten Rule]] ---- -記事[[:井上明人]] -カテゴリ[[:概念]]